剣術「扶桑一眞流」初代宗家:大野孝夫先生
父親より、刀の扱い方、構えや振り方を子供の頃教えられる。
1999年、扶桑(ふそう)一眞流抜刀剣術として建流し現在に至る。
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1)もしも貴方の大変お世話になり、頼みごとを断れない立場の方から、
『どうしてもウチの息子は気が弱い。これは今後の人生において大きな障害になる。
なんとか1年で、どんな障害にも負けずに人生を強く生き抜く人間にしてもらえないか』
と依頼されたら、何をどのように指導しますか。お金や手法に制限はないものとします。
その際、指導上のコツなどございますでしょうか。
●自分の家族を大事にするように教えます。
家族を守ろうとする人は、
自分が危機に立たされたら
死を覚悟して相手に立ち向かうことができるからです。
死を覚悟したときに勇気が出てきて、行動するようになるのです。
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2)上記のようにお考えになる理由として、気が弱かった子が気が強くなった事例や、
内向的だった子が積極的になったなどの指導経験やエピソードをお聞かせ下さい。
●ここでは人を切るための剣術を教えています。
もちろん、犯罪になるので実際には切りませんよ。
剣道と混同する人が多いですが、
「剣道」と「剣術」は全く違います。
「剣道」は「道」とあるように
一定のルールの中で精神を鍛錬することを目的としていますが、
「剣術」は、どうしたら切られないで相手を切るかを学びます。
だから、倫理・道徳的なことは教えません。
あくまで真剣を使って人を切る術(すべ)を教えます。
そうすることで、切るか切られるかの状況にいる
場数を何回も経験することができ、
いつ実際にそのような状況に陥っても、
立ち向かうことができる勇気を養うことができます。
たとえば、私の生徒で自衛隊にいる人がいます。
彼は以前は居合いを習っていたそうですが、
実際に巻き藁(わら)を切るなど、
より実践的なここ扶桑一眞流の稽古をはじめるようになりました。
彼は扶桑一眞流で剣術を習うことにより、
死ぬ覚悟を養うことができ、
いつ戦闘になっても恐れない精神を持つことができたと言っておりました。
でも、目の前にいる敵に立ち向かって戦おうとするのは、
自分の大事な人や家族を守ろうとする思いから出てくるのです。
その逆もしかり、そうしたことを大切にしていく中で、
覚悟が生まれ、勇気が出てくるのではないかと思います。
●一番のポイント:人(特に家族)を大事にする。
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(編集後記)
長時間の取材にもかかわらず、とても気さくにお話しくださいました。真剣を実際に持たせて頂きましたが、これで人が切れてしまうと思うと、とても大きな責任を感じて、心が引き締まる思いがしました。大野先生、ありがとうございました!(大久保)
●剣術 扶桑一眞流
平成の世に建流した新しき剣術で、八王子千人組との関係から甲源一刀流の流れを汲んでいると伝わっておりますが、形・試斬等全くのオリジナルの剣術です。
経験に関わりなく、入門初稽古から試斬から慣れていただきます。愛しき、大切なものを守る為の、いざの時に役立つ覚悟の剣術です。
JR中央線 国立駅からバスで10分、我が国古来よりの武士道の一端を実感してください。
(08/01/12)
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