武術・阿吽会(あうんかい):阿久澤稔先生
群馬県出身。
10代後半より中国武術の基本練習法から身体の基盤を作り、その後、初期の国際散打大会の日本代表として活躍。
武術の基本錬功の重要性を深く認識し、日本の古武術・体術を修行。独自の理論と実践による身体創作及び武術の研究に励んでいる。ヨーロッパやアメリカなど海外にて講習会も開催し、海外でも広く活動中。
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1)もしも貴方の大変お世話になり、頼みごとを断れない立場の方から、
『どうしてもウチの息子は気が弱い。これは今後の人生において大きな障害になる。
なんとか1年で、どんな障害にも負けずに人生を強く生き抜く人間にしてもらえないか』
と依頼されたら、何をどのように指導しますか。
お金や手法に制限はないものとします。その際、指導上のコツなどございますでしょうか。
○一つのことをできるようにするには、そのプロセス(強くなるとかうまくなるなどの過程)をしっかり説明して理解、認識させることがまず大切です。
子供でしたらさまざまな感動体験を与えてやることも、その子の感性やイメージする力を豊かにします。
人間は皆、不完全であり努力、継続してひとつひとつ学び吸収していくことを日常の生活の中で実践して本人に自覚させていきます。
基本を徹底的に訓練することで、問題を自分で見つけさせ、本人自らの力で習得できるように励まし導いてやる事を、指導する側も心得ていなければなりません。
○その際ひとつの結果や物事をクリアした時、指導者は「君自身が自得(自己認識)したんだ」と言ってあげることが大事。
先生はできるまでの道筋のヒントを与えて教えただけで、君は自らのチカラでできるようになったんだということを教えてあげる。
生徒としては逆に自得したときに初めて「あのとき先生が言っていたのはこのことだったんだ」と気づく。
そういった実体験を積み重ねることにより、明日の自分を創ることのたのしさを感じさせる。
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2)上記のようにお考えになる理由として、気が弱かった子が気が強くなった事例や、
内向的だった子が積極的になったなどの指導経験やエピソードをお聞かせ下さい。
○私の道場は私自身が流派に捉われることなく身体の使い方、運用などの「体の理」を教えています。
それは、身体を合理的にねりあげて、無駄を削ぎ落とし整えていく練習です。
武術としてに基本的な身体作り、その土台となる”幹”を生徒に教えています。
無駄な動きや癖をなくすのは、道場の中だけのことではありません。だから生活そのものが常に練習にならないといけない。生徒にはそのことを常に言っています。
○今まで教えた中で、ある生徒は私が教えたことが体でわかり、自得すると、体が覚醒して「自分も動けるんだ」と思うようになり、それをきっかけに社会に対しても、武術面も積極的になったことがある。
道場やクラスは正しい基盤を習得する場所であり、本質的な訓練は常に自ら創造性を持って練習していくことが大切です。
●一番のポイント:その子が「自分自身で自得した」ことを教える。
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(編集後記)阿久澤先生は海外の武術フォーラムなどで有名らしく、私が取材したときの練習では生徒の半数以上が外国人でとても驚きました。練習にも一部参加させていただきましたが、「人間の体の動きってこんなに奥が深いのか!」と思い知らされました。長時間おつきあい頂き、阿久澤先生ありがとうございました!(大久保)
阿吽会は、武術の基盤となる身体操作を鍛錬し、徒手 格闘、武術、身体術を段階的に学んいる団体です。
流派や経験を問わずどなたでも参加頂けます。主に中野区、杉並区の公共施設を利用しています。
無料体験受付中!お申し込みはコチラから。
(08/05/06)
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